お買取させていただいた農業振興地域の農地は、ソーラーシェアリングと呼ばれる方法で活用させていただきます。
ソーラーシェアリングとは、農地の上に太陽光発電を設置し、下の農地部分では農業をおこな新たな農業の方法です。
地上から3mほどの高さをつけて太陽光発電を設置することで、下で人が通常の農業をおこなことはもちろん、トラクターが下を走ることも可能となっています。
また、育てる農作物は陰性植物と呼ばれる太陽の光を多く必要としない農作物を育てることで、太陽光パネルで当たる光の量を調整し、より栽培に適した環境を作ることを可能としています。
ソーラーシェアリングは、日本の食料自給率とエネルギー自給率の低下からその解決策として注目され始め、近年では農林水産省からも推奨されている農業の方法になります。
また、あたらしやアグリバイオ株式会社独自のソーラーシェアリングの取り組みとして、ソーラーシェアリングでの雇用を地域の授産施設の方や、シルバーの方々を中心に雇用させていただき、地域に新たな雇用を生み出すとともに、誰もが暮らしやすい共生社会の実現を目指しています。